アソデ中学校の校舎とトイレ建設報告

2021年5月30日に私達はエロコヤのプロジェクトへの用事のついでにベナン北部のア
ソデでの作業を開始するため、回り道をしました。チーム全員が旅行しましたの
で、11時間もかかって到着しました。アソデのみなさんは、深夜まで私達の到着を
待っておられ、それは建築作業の開始をみなさんがどんなに喜んでいるかを示すた
めでした。挨拶を済ますと、私達全員は体を伸ばして眠りたいと切望しました。
翌朝、8時に現地のみなさんと全体集会を開きました。契約を読み上げようとします
と、みなさんからは、もうその書類については何度も論議したと、自分たちでやる
べきことも全て列挙しました。みなさんは了解していたのです。すぐに公的に是非
を問い、その後、建設開始のための準備を始めました。

砂はすでに用意してありました。村でいくつかの木材を買い入れ、板はウアケで買
いました。私達が建物の敷地の囲いを作っている間に、支援会会長と買い入れ担当
者と鋳物師はセメントと鉄材の仕入れのためにウアケ内を探しました。ウアケでみ
つけた鉄材の質はあまりよくありません。そこで皆はジュグーまで行きました。そ
こで鉄材を仕入れました。運送費は高くつきましたが、少くともよい品質のものを
得ました。セメントはウアケの業者から取り寄せたのですが、プロジェクトの途中
で業者を変更しました。

水の入手はさらなる問題でした。この地方の水道供給は故障中だったのです。

アソデの村人たちはグループを作って交替で基礎穴の土を掘り上げる作業をしまし
た。


鉄材が運送されました。

わずか2日間で基礎穴の掘り起こしは済みました。溝の底を平にした後、最初のセメ
ント層が流されました。その上に柱を取付けました。

二番目のセメント層の上に基礎が固められました。電気技師がアースを付けます。

村人たちは勤勉に壁のところへレンガを運ぶのを手伝います。
下の鉄筋にセメントが流され、その上に壁が造られます。

べランダ用の柱にセメントが流されます。
アソデの何人かの人たちがトイレの穴を堀り、堀上げられた砂を女性たちがすぐに
教室へ運びいれます。

上部の鉄固定具の準備中。

それから作業は進みます。

この建物はこれから4週間乾燥させます。その後屋根が取り付けられます。

この待ち時間に木材や屋根板が運ばれてきます。

それから屋根の骨組みが造られます。
そして屋根板が乗せられます。

ドアや窓枠が取り付けられます。
漆喰塗りのために女性たちがトイレ穴にたまった水を汲み取ります。

しばらくあとに建物に漆喰が塗られ、床にセメントが流されます。

トイレ穴の水が除去されると、左官工が床を平にし、セメント板を流し、その上に
壁を造ります。

最後にペンキ屋がきてセメントの灰色を魔術をつかったかのように、楽し気な色に
変えてくれました。

アソデのみなさま、御一緒に送った気持ちよく楽しい時をありがとうございまし
た。チームのみなさん、厳しい天候下の作業に感謝します、数百キロも私達を運
び、私達が命を託した運転手さん、あらゆる困難を克服して下さって、ありがとう
ございました、ドイツとベナン双方の支援会の会員のみなさま、そしてドイツの発
展支援省の担当者のみなさま、そしてあらゆる御支援のみなさま、とくにヒューマ
ネット会員のみなさまに感謝いたします。
アソデでは多くの新しいことを学びました。私達はある問題を解決することでおき
た別の問題に直面しました。そこで私達は、明確に学びました、ある問題の解決策
を実行する前には、百回も考慮しなくてはならないと、そしてその解決策は決して
短期的に作用するだけではならず、その影響をよく観察する時間をとり、できれ
ば、さらなる対応も考える必要があるということです。
私はこのような認識を得たことに感謝します。
心より有難うございました!
當田アストリット

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